バイオアーキテクチャーセンター・シンポジウム

先端機器分析と知識発見
メタボロミクスソリューションを中心に




            共催:九州大学 バイオアーキテクチャーセンター
               財団法人 九州大学学術研究都市推進機構
            後援:九州大学 中央分析センター
               九州大学 先端融合医療レドックスナビ研究拠点
               株式会社 久留米リサーチ・パーク

            日時:平成 20 年 5 月 27 日(火)13:00 〜 19:00
            場所:講演会 九州大学医学部百年講堂 中ホール 1・2
               交流会 九州大学医学部百年講堂 中ホール 3

            参加費無料(シンポジウム・交流会とも)

            事前登録不要(参加者数把握のためメール等でご連絡いただけますと助かります)

            問い合わせ 割石・尾方 092-642-2992 / kbac@brs.kyushu-u.ac.jp




ご案内

本年度の九州大学バイオアーキテクチャーセンターシンポジウムを財団法人九州大学学術研究都市推進機構との共催で開催致します。「先端機器分析と知識発見:メタボロミクスソリューションを中心に」と題した一連の講演と(財)九州大学学研都市推進機構による「九州大学学術研究都市の取り組み」についての紹介を行います。

先端機器分析と知識発見:メタボロミクスソリューションを中心に
既に2000を超える生物種のゲノム全塩基配列が解読されています。一方、ゲノムは生物の保有する機能分子のカタログに過ぎず、ゲノム情報のみから生命現象を完全に理解することが不可能であることは明白であり、ポストゲノム科学として種々のOMICSが展開されているわけです。中でも、メタボロミクスは、トランスクリプトミクスやプロテオミクスのようなゲノム情報発現におけるプロセス情報と異なり、ゲノム情報の最終表現型ともいえる代謝産物をターゲットとするため、その重要性が強くうたわれています。メタボロームが最初に提唱されたのは1998年であり、微生物を対象に始まり、その後、代謝物の多い植物や病態解析・創薬に直結するヒトを対象にした研究が台頭してきました。非侵襲解析の新たな技術としても期待されています。そして新たな知識発見に向け、網羅的メタボロミクス技術の開発が希求されています。しかしながら現状では、代謝物すべての網羅的一斉同定は技術的に不可能であり、真のメタボロミクス標準技術は未確立な混沌とした状況です。そんな中、一つの化学物質に対する分子量が一義的あること、分析のハイスループット性から、質量分析技術の利用に期待が寄せられています。さらに、有機化合物の構造決定や高感度検出の技術はメタボロミクスにとどまらず、材料設計・品質管理・食品等の安全確認・テロ対策とその用途は広がっています。

今回、質量分析機器メーカー4社による最新技術の紹介とそれぞれのユーザー研究者による先端研究に関する講演を行います。併せて、九州大学バイオアーキテクチャーセンターと先端融合医療レドックスナビ研究拠点でのメタボロミクスへの取り組みについて紹介いたします。さらに、九州大学中央分析センターで取り組んでいる先端研究施設共用イノベーション事業の概要説明をいたします。本事業では、大学の先端分析施設・機器を地域企業等が利用できる仕組みを構築することを主たる目的としています。

また、皆様と講演者・メーカーの交流会を企画しておりますので、そちらも併せてご出席頂ければと思っております。メーカーの協力により、シンポジウムで紹介した以外の製品紹介にも対応致します。

九州大学バイオアーキテクチャーセンター
センター長 / 教授  割石博之




プログラム


13:00 開会挨拶 バイオアーキテクチャーセンター センター長:割石博之
13:05 九州大学学術研究都市の取り組みについて
     山浦輝久 (財)九州大学学術研究都市推進機構 企業立地サポートグループ長
13:20 フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置による低分子量化合物の分析
     齋藤和徳 ブルカー・ダルトニクス(株)
13:35 FT-ICR-MSによる化合物同定戦略
     高橋勝利 (独)産業技術総合研究所 フロンティア計測部門 主任研究員
14:05 LCMS-IT-TOFの性能を活かした代謝物解析
     八巻 聡 (株)島津製作所 分析計測事業部 応用技術部
14:20 高分解能質量分析を基盤とした動的代謝解析
     岡本正宏 九州大学 バイオアーキテクチャーセンター 教授
14:50 休憩
15:00 DART-MSの原理と測定例の紹介
     大須賀潤一 日本電子(株) 分析機器本部 応用研究グループ
15:15 DARTはどこまで使えるか?
     小澤智行 日産化学工業(株) 物質科学研究所
15:45 トリプル四重極LC/MS/MSを用いたターゲッテッドメタボロミクスの可能性
     小梶哲雄 アプライドバイオシステムズジャパン(株) 質量分析システム事業部
16:00 質量分析によるオミクス解析:創薬標的探索とバイオマーカー探索
     小田吉哉 エーザイ(株) コアテクノロジー研究所
16:30 休憩
16:35 九州大学の先端研究施設共用イノベーション事業への取り組み
     古川勝彦 九州大学 産学連携センター 教授
16:50 九州大学のメタボロミクスソリューション
     割石博之 九州大学 バイオアーキテクチャーセンター 教授
17:15 メタボロミクスを支える知的発見技術
     三菱スペース・ソフトウエア(株) / インフォコム(株)
17:30 総合討論(質疑応答)
17:40 閉会の挨拶 (財)九州大学学術研究都市推進機構 事務局長:田尾泰幸

17:45 交流会(メーカーによる製品紹介・質問窓口を併設)


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