センター講演会のお知らせ
富山大学医学薬学研究部の立川正憲先生をお迎えし、クレアチンを中心とした脳内エネルギー代謝の制御と生理的重要性について、最新の話題を提供していただきます。
奮ってご参加ください。
演者 : 立川 正憲 先生
所属 : 富山大学大学院医学薬学研究部薬剤学教室
題目 : 脳内エネルギー貯蔵システムと脳関門-グリア-ニューロンの機能的連携
日時 : 5月30日(水) 11:00 〜12:00
場所 : 病院地区コラボステーションI 1 階共同セミナー室 A
概要
ニューロンにとって、エネルギー供給の停止は一瞬たりとも許されない。そこでニューロンは、エネルギー需要の急変に対応するため、クレアチン-クレアチンリン酸シャトルシステムを介して、解糖系から得られたエネルギーを一時的に貯蔵している(エネルギー貯蔵システム)。脳内クレアチンレベルの著しい低下を主な特徴とする”クレアチン欠損症”は、精神発達遅滞、てんかん発作、ミエリン形成不全などの神経障害を呈することからも、エネルギー貯蔵系がニューロンの発達や機能発現に必須であることを示している。本セミナーでは、これまでの研究成果をもとに、脳内エネルギー貯蔵システムの維持に関わる分子細胞機構を紹介し、脳内エネルギー代謝における脳関門・グリアの新たなニューロン支援機構を提唱したい。さらに、クレアチン欠損症の症例をきっかけとして見えてきた脳関門の新たな生理機能について紹介したい。
問い合わせ:生物機能デザイン分野 古屋 茂樹
Ex 6849, Email : shigekifur
@brs.kyushu-u.ac.jp